ヨーロッパの高速道路、例えばドイツのアウトバーンの速度制限がない場所では、200km/hの巡航速度というのは、いわば日常速度なんです。フランスのオートルートでは130~150km/h、イタリアのアウトストラーダでも制限速度は130km/hです。フランスのニースからマルセイユに至る屈曲路の多いオートルートでは、普通のコンパクトカーが、当たり前に130km/h以上で走っています。箱根の芦ノ湖スカイラインを1500ccのクルマが130km/hで日常的に往来しているという感じです。特別にグリップの良い、幅の太いタイヤを履いているわけではありません。普通のおじさんやおばさんが、日常的に走っているんです。だから、ヨーロッパのクルマ社会で、その一員として生きていくためには、高い高速安定性能は不可欠なのです。